こぶた日和

こぶたの気ままなマンガライフ

【クズの本懐1巻】あらすじと感想。(ネタバレ有り) 歪みまくった純愛の行方は・・・

1月からアニメもスタートしている横槍メンゴ先生の「クズの本懐」。

 

可愛らしい絵と、それに似つかわしくない「クズの本懐」というタイトルが、読者心理をこちょこちょくすぐってきます。

 

読む前から気になるではないですか、先生!! 

 

そして、期待を裏切らない、濃ゆーい内容がたまりません!

 

そんなクズの本懐」1巻のあらすじと感想(※ネタバレあり)をご紹介します。

 

クズの本懐」1巻のあらすじ

高校2年生の安楽岡花火(やすらおかはなび)と粟屋麦(あわやむぎ)は、だれもがうらやむ美男美女の理想のカップル。

 

でも、二人には決して他人に言えない「秘密」があった。

 

それは・・・二人にはそれぞれ別に「好きな人」がいること。

 

花火が思いを寄せる相手は、幼いころから「お兄ちゃん」と慕っていた鐘井鳴海。

麦が思いを寄せる相手は、昔家庭教師をしていた皆川茜。

 

鳴海と茜は、花火たちが通う高校の新任教師として働いている。鳴海は茜に片思いをしていて、その気持ちに花火は気づいている。

一方の麦も、茜が自分には振り向かないことを知っている。

 

似た者同士の花火と麦は、

  • お互いを好きにならないこと
  • どちらかの恋が実ったら別れること
  • お互いの身体的欲求はどんな時でも受け入れること

を条件に、お互いを思い人と見立てて、身体的欲求を満たすために慰めあう関係。

 

二人の歪んでしまった純愛は、どうなっていくのか・・・?

 

 

クズの本懐」の1巻の登場人物

安楽岡花火

高校2年生の17歳。容姿端麗、頭脳明晰。男子なら誰もが憧れる美少女。

表向きは、粟屋麦と付き合っていることになっているが、本当は幼いころから「お兄ちゃん」と慕っていた、担任の先生の鐘井鳴海が好き。

その思いが叶わないことを知っているから、麦を鳴海の代わりにして、心の寂しさを埋めている。

 

粟屋麦

高校2年生の17歳。容姿端麗。女子の憧れの存在。

表向きは安楽岡花火と付き合っていることになっているが、本当は家庭教師だった皆川茜のことが好き。

花火とは、心の寂しさを埋めるという利害が一致しているため、お互いを想い人に見立てて慰めあっている。

 

鐘井鳴海

花火や麦の高校の先生。花火の片思いの相手で、花火の担任の先生。

鳴海は同じ教師仲間の皆川茜に一目ぼれし、思いを寄せている。

 

皆川茜

花火や麦の高校の音楽の先生。麦の家庭教師をやっていたことがあり、麦の片思いの相手。長い髪、ナチュラルメイク、シャンプーの香りがするキレイなお姉さん。

 

絵鳩早苗

花火の友達「えっちゃん」。花火は親友だと思っているけど、早苗は花火のことが好きなレズビアン

花火が麦と付き合っていることが気になるが、本当は麦のことが好きじゃないことに薄々気が付いて、嬉しいような複雑な気持ちになっている。

 

鴎端モカ(のり子)

ツインテールにお姫様ファッションに身を包んでいる美少女。本名は「のり子」だが、最も可愛いと書いて「モカ」が名前だと主張している、ちょっと変わった電波ちゃん。

麦の幼馴染で、幼いころから「麦は王子様♡」と慕っている。

 

 

クズの本懐」1巻の感想

片思いの辛さが、残酷なほど浮き彫りになっていて、心がズタボロにされそうです。

 

特に、花火がモブキャラ君に告白されたときの返事の

興味のない人から向けられる行為ほど気持ち悪いものってないでしょう?

というキツイお言葉・・・。

 

も、申し訳ありませんでしたっっっ。

 

という感じです。はい。

 

でも、自分の言葉でがブーメランで花火にも帰ってきて傷つくという。

花火ちゃん、性悪でキツイけど、嫌いになれません。

 

クズの本懐」は、複雑な感情描写がとても上手で、世界観に引き込まれます。

 

人の本質を見抜いている感じがたまりません。

 

でも、1巻はまだまだ序の口です。軽いジョブ食らった程度です。

(こぶたは、7巻まで読みました)

 

物語が進んでいくにつれ、人の本性、本能がむき出しになっていきます。

 

 

次は、「クズの本懐」2巻のあらすじと感想をご紹介する予定です!

 

はじめまして。こぶたです。

はじめまして。こぶたです。

 

 

この「こぶた日和」はこぶたが読んだマンガの感想をツラツラ書いていこうという趣旨のブログです。

 

マンガが好きすぎて、偏った感想もあるかと思いますが、一個人の感想だと思っていただけると幸いです。

自己紹介

 

こぶたについて

HN:こぶた

趣味:読書(主にマンガ、時々小説)

 

小さいころ、近所の古本屋に通いつめ、いろいろなマンガを読み漁ったのが原点。

絵を描くのは好きだったけど、ストーリーを考えるほど想像力が豊かじゃなかったので、漫画家になりたい!とかは思わなかった。

 

好きなジャンルは、特にない雑食系。

ホラーは苦手なので、怖いジャンルは読まない。

 

読んだマンガは数えきれないほど。

でも、超有名作品は読んでなかったりする、ひねくれもの。

 

 

電子書籍

タブレット楽天KoboKindleのアプリを入れて、夜な夜なマンガを読んでます。

電子書籍ってマンガ読むのには、本当に便利だと思う。

 

マンガで一番困るのは、置き場所。

それを解消してくれるのが電子書籍だと、こぶたは思ってます。

 

 

 

ステキな漫画がたくさんあるので、いっぱいその魅力をお伝えできたらいいなと思います。